養老渓谷と粟又の滝へドライブ

養老渓谷を跨ぐ飛翔するカモメを思わせる赤い太鼓橋の観音橋
養老渓谷を跨ぐ飛翔するカモメを思わせるかのような赤い太鼓橋

千葉県房総半島のど真ん中に位置する養老渓谷は、標高337メートル(東京タワーは333m)の主峰をもつ清澄山から流れ出る養老川の浸食によって形成されたものだなんだそうです。

そこに圧倒されそうな自然を感じるかどうかは別として、幾つもある滝…養老乃瀧はありません(^-^;…などの名所巡りをしますと、ハイキングコースには打って付けの観光地ですね。
ただ、台風の傷跡が未だに残っており、効率よく巡れるコースの所々が通行止めなっています。

老婆心ながら、急な坂や石段が続きますので、運動靴やスニーカーが必要ですよ。

紅葉は始まってはおりますが、地元の方のお話では、12月に入ってからが見頃なのだそうです。

私の場合は、紅葉はもうイイやという気分ですので、どんよりとして青空を覗くこともできない天候にも拘わらず、昨日、ドライブを兼ねて渓谷と粟又の滝を目当てに行ってみました。

観光目的の家族連れが少なくなく、粟又の滝の入口にあるホテルに入るお客の数も、へーッ、結構いるんだと思わされる程でした。

観音橋の入り口
観音橋の入り口

まずは、養老渓谷を跨ぐ有名な太鼓橋型の赤い観音橋を渡ってみなければ始まりませんので、その先にある、源頼朝が再起をかけて祈願したと言われる出世観音を祀る養老山立國寺に行ってみることにしました。

観音橋を渡っている途中
観音橋を渡っている途中
観音橋から眺める渓谷
観音橋から眺める渓谷
側面から見た観音橋
側面から見た観音橋

観音橋を渡り終わってから直ぐに急な階段(石と鉄板)を上ってゆくのですが、長いですのでかなり草臥れます。

石段は問題ないのですが、鉄板階段の歩幅が、簡単に調整できるようになっているにも拘わらず、歩幅が広すぎる箇所もありますので、小さなお子さん連れには無理そうでしたね。

寂しげな佇まいの養老山立國寺
寂しげな佇まいの養老山立國寺

養老山立國寺で簡単にお参りを済ませたのですが…何故か、余りにも馴れ合い(!?)過ぎたせいか、新型コロナウイルスの件は祈願の対象には思い浮かびませんでしたね(^-^;

観音橋の次は、歩いていける先にある、入口と出口の名前が異なるトンネルです…2階建てトンネルとも言われるようですが、実際にトンネルが上下二重になっているわけではありません。

県道側から渓谷の方へ下って行きますとトンネル(隧道)が見えてきます。
その入口の上の銘板には「向山トンネル」とあります。

向山トンネル
向山トンネル

そして中に入ってゆきますと…あれーっ、上に大きな穴が開いている…

向山トンネルの内部の上に大きな穴が開いている
向山トンネルの内部

上の穴は旧トンネルの出入口だったんです。
渓谷の沢に降りてゆく道との繋がりを改善するために、新たにトンネルの下を掘り下げて新トンネルを造ったそうで、上方に残った旧出入口は塞がなかったんですね。

トンネルを出て振り返ると、なんと!?トンネルの名前が異なっています。

向山トンネルを出て振り返ると、そこには「共栄トンネル」と銘板にあります
銘板に「共栄トンネル」とある向山トンネルの反対側の出入口

そこには、銘板に「共栄トンネル」と彫られています…旧トンネルの時はどうだったのか…知りません(-_-;)

このような例は他にもあるのか否かは分かりませんが、まあ、トンネルで繋がっているだけで二つの出入口の場所は異なりますので、このように出入口でトンネルの名前が違っていても目くじらを立てる程のことでもないでしょうね。

渓谷の沢
渓谷の沢
沢にしな垂れるモミジ
沢にしな垂れるモミジ

これらのモミジの紅葉が本格化しますと、うっとりと眺めてしまうんでしょうね。

紅葉が透けるモミジ
紅葉が透けるモミジ

さて、最後の目当ては粟又の滝です…ここからは歩いて行ける距離ではありませんので、車で移動することになります。

空いた幹線道路を走って、大して時間も掛からずに粟又の滝入口傍にあるホテルの裏にある駐車場…と言っても、山道を上ってゆく場所にあるのですが、結構な急斜面を上り、第一は満杯で、更に上へと行き、第二駐車場に辿り着きました。

駐車をし、戻ってくる時は山登りで大変だろうなあ~と思いながら、そして、山下りで膝に負担を感じながらホテルの場所まで降りてきました。

ホテルとくっついているお土産屋を兼ねたコーヒーショップで休むこともなく、粟又の滝へと向かったのですが、幹線道路から入った初っ端から急な下り坂が長々と続きます。
何でこんな急坂に階段を造らないのだろうと思いながら、また、運動靴を履いていない人は滑るんではないだろうかなどと余計な心配をしながら下ってゆきました。

紅葉に埋もれそうな廃屋
紅葉に埋もれそうな廃屋

急坂を下って来て目に付いたのが紅葉に埋もれてしまいそうな廃屋です。
ここの観光地にも、このような廃屋が目に付きます…観光地の至る所で見掛けると言っても過言ではないように思います。

観光地は、世の習いとされる栄枯盛衰の現実がみられる場所でもありますね。

漸く沢に辿り着き、少し離れた場所に粟又の滝が目に入って来ました。

粟又の滝が見える遠景
粟又の滝が見える遠景
粟又の滝
粟又の滝

丈夫な敷物を尻に敷いて、滑り降りたら面白いだろうなあ~と思う子供がいても不思議ではないような勾配の滝です…夏場の遊園地にはそのような遊び場があったりしますよね。

でも、ちょっとした恐怖を抱かせるような真っ逆さまに勢いよく滝壺に落ちる水の流れよりも、穏やかな流れを見てホットする気分に浸るのもイイのかもしれませんね。

ということで、目当てのものに出会えたという満足感に多少なりとも浸りながらも、さて、あの急坂を今度は上ってゆくんだよなあ~とチョットだけ溜息が漏れたように思います。

それでも、多少は息が上がっても、何とかへばることなく幹線道路まで辿り着けました。

それから直ぐに第二駐車場まで登ってゆくことは、さすがに、ご勘弁をということで、ホテルにくっついている珈琲ショップで小さい🍙(おにぎり)一個を食べた後でコーヒーを飲みながら一休みです…状況が状況だけに、どちらも美味しかったですよ(^^♪

さて、帰路は高速道路を使わずに九十九里浜経由の一般道にしてみようということになり、早目に出発することにしました。

山奥で民家もなく対向車も殆ど来ない曲がりくねった細く淋しい山道を延々と進んで何とか勝浦に辿り着きましたが…風光明媚でもう一回走ってみたいとは決して思わぬドライブでした。

勝浦からは、時間はかなり掛かりましたが、快適なドライブで、無事帰還となった次第です(^^♪

因みに、出発して戻るまでの走行距離数は330㎞程度で、平均燃費は16.8㎞/Lでした…車はXVハイブリッドです。

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