新型コロナウイルスによる社会崩壊

崩壊した古代遺跡と無残に捨てられたデイジー

社会には色々な社会がありますが、人々が寄り集まって共同生活を営む形態が基本的な理解とされています。

その社会が崩壊する原因にも様々ありますが、広範囲に破壊する最たるものに戦争があります。
戦争は、それでも、社会に住む人間同士に意識的に絆を断ち切らせるものではありません。

ところが、人から人に感染する強力な伝染病の場合は、社会に住む人間同士に意識的に絆を断ち切らせます。

感染が広がってきますと、そばにいる人が感染しているのではと疑心暗鬼になり、人々は人との接触を避けるようになります。
仕事上での人との関係も希薄になってゆきます。

また、家族、親戚、友人など身近な人が感染した場合、看病したり、見舞いに行ったりして会うことも出来ません。
例えば、夫婦と小さな子供二人の4人家族の夫婦が感染した場合でも、基本的に、祖母や祖父は孫たちの面倒を看ることさえ出来ないのです。

伝染病の蔓延を防ぐために、社会活動自体が大幅に縮小させられてゆきます。

そして、もし、伝染病の蔓延防止対に失敗するなら、社会の崩壊を引き起こすことになります。

それでも、この社会の崩壊が局地的であれば、伝染病の被害に遭っていない地域が手を差し伸べることもできるのですが、伝染病が世界的に蔓延してしまいますと、他からの手助けを期待することも出来なくなってしまいます。

このような社会崩壊が世界規模で広がりますと、世界の生活環境は、経済恐慌などという次元を超えた、未曽有の壊滅状態となってしまう可能性があります。

現代では経済および人的交流がグローバル化しているが故に、世界は伝染病の急速な拡大がいとも簡単に増幅されてしまう環境にあると言えます。

従って、伝染病を抑え込む対策の最も重要な要素は「スピード」です…様子を見続けるのではなく、即座に行動(社会活動の縮小化)を起こし、如何に早急に拡大を防ぐかという時間との勝負になるとも言えます。

社会のインフラが大きく崩壊する前に伝染病を終息させるなら、社会活動は回復に向けて急速に活発化してゆくことでしょう…世の経済評論家諸氏が憂える経済指標も、需要が活性化されない一般的な不景気とは異なり、急激に上向いて行く筈です。

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