日本の独自性はいつになったら発揮されるのか!?

上海は未だ4月というのに初夏を思わせる汗ばむ日が続いております。

政治・経済では、大きな波が…津波のような波かはまだわかりませんが…
押し寄せてくるかのような情勢です。

報道されておりますように、
佳兆という中堅の不動産企業がデフォルト(債務不履行)に陥りました。

3月にその可能性が表面化した時点では、第三者が当該債務を引き受けてデフォルトにはしないという報道もありましたが、その第三者が不明のまま、結果的に、デフォルトになってしまいました。

因みに、中国不動産業界が迎える償還のピークは2017年と言われております。

中国国内経済情勢に鑑みますと、中国政府が広大な「一帯一路」戦略を、AIIB(アジアインフラ投資銀行)と組み合わせて早急に進展させたいと画策していることも納得できそうです。

これに対しても、日本は明確な対応策を打ち出せずにおり、米国の顔色を窺っているだけという印象を受けます。

日本が、国際政治経済の大きなうねりの中で翻弄されてゆかなければ良いのだがと心配しております。

我々日本人が誤解しているのではと思うことに、中国と米国の仲が悪いという先入感をもっているということがあります。

社会主義国⇔資本主義国という単純な対立関係で捉えがちですが、それは違うと私は思っております。

第二次大戦とその後において、米国は中国を支援してきました。
また、それを中国は認めています…

中米間では基本的に感情的な対立はないと思います。

表面的なジャブの応酬はありますが、水面下では良好な関係ではないかと推量しております。

米国は、人権問題なども真剣に考えていない筈です。

Google問題が発生した際に、私は米国政府がGoogle支援に乗り出すと思いましたが、実際には何もせずに、結果的に、Googleが中国から締め出されただけです…

VPN接続を使わなければ中国ではGoogleが使えませんので、大変不便です。

今では、中国市場での自動車販売で、アメ車がVWの販売台数に迫ってきています。

中国ではVWでなければ車にあらずという時代が長く続いたのですが、ここ10年ぐらいで…あっと言う間もなく、アメ車が追いついてきたという状況です。

このような状況は、政治的な後押しがなければ起こりえないように思われます。

例えば、近年、
韓国の現代自動車が北京のすべのタクシーに採用されることが決まった、というニュースが流れたことも、今更ながらに納得できます。

米国は、
アジアの安定は中国を中心に達成されることを前提として考えていると思います。
それに対して、
米国は利益が損なわれないように戦略を画策しているのでしょう。

以上を前提として日本の政治活動を見ていますと、背筋が凍るような気分になります。

国家主権さえも対外的に明確に打ち出せない日本が、日本の独自性を世界に問うチャンスを何回か潰しきたツケが、ここにきて表面化しなければ良いのだがと心配しております。

私も含めて、相手が変わるのを待つのではなく、日本は本当に自らが変わらなければ、政治上では実質的に属国といわれる常態から逃れることはできません…

尤も、このままで良いのだ、それが日本の生きる道だ、と仰る有識者と称される方々が多いことも事実ですので、困ったものです(-_-;)

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