保坂正康氏の提案への危惧(2)

次回にと書いてから日が立ってしまいましたが、書いておきたいので書きます。

余談ですが、
先日Starbucksで同席したご家族(ご夫婦とお嬢さん)の奥さんに話しかけられてお話しました。
重慶(Chongqing)から旅行で来られたご家族です。
お母さんも日本人である私に好意的でしたが、大学4年生というお嬢さんは、小声で中国の政治にはウンザリしているというようなことを言い、日本が好きで興味をもっていますと言いました。

そこで、たまたま知り合った私と交信したいと言い出しましたので、ご両親の前で断るわけにもゆかず、とりあえず、Webchatで交信することにしました。
ご主人の方は、無言で大人しくしてましたので…
何を考えているのかは分かりませんでした^^;

さて、保坂氏のお話に戻りますが、
保坂氏のご友人のお話が前向きな参考例として取り上げられていました。

それは;

『4~5年前、北京にいる私の日本人の友人は、子どもを地元の小学校に入れていたんですね。
中国人と一緒に学ばせていた。
そうしたら、あるとき、その友人に、学校の先生から電話がかかってきたそうです。

「明日は南京虐殺の話をしますから、あなたの子どもは来ないほうがいいと思うよ」と言うわけです。
その先生は、日本人だからというので気を使ってくれたわけです。

でも、私の友人は「どうしてですか?私の子どもは日本人ですけど、歴史を学んじゃいけないんですか」
と言ったそうです。

そして、子どもは翌日学校に行きました。
その日、彼の子どもは頭に2~3個、こぶをつくって、泣いて帰ってきました。

しかし、2~3日すると、
子どもはまたワァーと中国人の子どもたちとみんなで遊んでいたそうです。

彼は、それでいいんだと言うんですね。2~3発、ぶん殴られても……。

教師から、
明日「南京虐殺」を教えるから来ないほうがいいよって言われたからといって、行かないほうがむしろ不自然なんだというのです。
ほんとうに親しくなるんなら、行かせる。
そして、中国人がどんなことを言うのか聞いて、それで案の定、ぶん殴られ、蹴られ、こぶまでつくって、泣いて帰ってくる。

でも、それでいいんだと言うんですね。

私はその話をその友人から聞いて、「お前はいいことをした」と言いました。
それがやっぱり、付き合いの原点になるんだろうなぁと。
教師の言うとおり行かなかったら、行かない次の日に、また袋だたきに遭うだろうし、尾を引くだろう。
けれど、行って、殴り合いのけんかをしても、2~3日すると、またこれが直って、またみんなとワァ~イって遊んでいる。』

という内容です。

私はこれを読んで、親の勝手な思い込みで、子供の心に重荷を負わせてしまう/トラウマを持たせてしまうという典型的な例ではないかと思ってしまいました。

勿論、私は可能性のことを申しているだけで、実際にそのお子さんがどうなるかは分かりませんが…

中国の歴史教育の内容を正確に分かっているわけではありませんが、報道や知人の話に接している限りでは、反日的ではないとは言えないように思われます。

子供は、皆さんもご経験さなっておられますように、小中学時代に学校教育から受ける影響には大変大きなものがあります…
広く比較検討ができない子供時代です。

その時代に植え付けられた価値観は、意外と、大人になっても維持されてゆく部分が多いです。

歴史を専門として研究してゆく人なら、子供時代に植え付けらえた史観は、必要に応じて是正されてゆくでしょうが、そうではない人々の多くが、そのままの史観で生き続けたとしても不思議ではありません。

つまり、そのお子さんは、
あるいは誇張されすぎた南京虐殺を歴史上の事実として心に受け止め、心に大きな負い目を抱いて生きてゆくという結果になってしまう可能性があるということです…

頭にコブを数個作って帰ったそうですので、尚更です…
議論して喧嘩になってのコブではないでしょう。

まあ、性格的に我関せずという場合もあるでしょうが…

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