Toyota 86 で見るトヨタの限界

toyota86_thumb
豊田社長のお遊びで造ったスポーツ車と
言えそうなデビューですね。

若者に乗ってもらいたいと仰っている
ようですが、300万円近くもする車を、
年収300万円前後の今の若者達に
どうやって買えと言うのでしょうか!?
まあ、金持ち特有の感覚なのでしょう。

このクラスのスポーツタイプ車であった
アルテッツァの評価は、太鼓持ちの
評論家諸氏にさえ散々なものでした(^-^;
それからどれだけトヨタは変わったと
言うのでしょうか!?

余談ですが、昔、トヨタが
大々的にぶち上げ、映画「007」に使われ
た2000GTというスポーツ車のエンジンは
ヤマハが開発したもので、音叉のマークが
付いてました(^_^)

昔のトヨタの86には乗ったことは
ありませんが、走っているのを見たことは
あります。
鋭い走りをするなあとう印象でした。

ただ、全般的に、
トヨタのスポーツ車というものには眉唾的な
イメージを拭いきれません。

確かに優秀な技術者が多くいらっしゃるんで
しょうが、どんなに優秀な方々でも、
組織、特に大きな組織の中に入ってしまう
と、その組織の体質に染まってしまうもの
です。

トヨタの体質はどうかと言いますと、
良くも悪くも性能に関しては、昔から
80点主義のようで、今でも変わっていない
でしょう。

車を購入する人達の85%程度がエンジンや
走行性能に無頓着で、デザインや内装に
選択の基準をおく人達だと言われています。

トヨタはその85%の購買層を焦点を当てた
開発販売をやってきました。
ビジネスとしては正解だったわけです。

トヨタ車の
ハンドリング(ステアリング)性能は、
欧州の人達がバカにするアメ車に似ている
とも言えそうです。
フワフワ感がつきまとって、他社の車から
乗り換えた人には不安感があった筈です。

まあ、評論家諸氏も
トヨタでハンドリングが一番良い車は
クラウンだと言ってましたから…
推して知るべしです。

そう言えば、アリストもどうしようもない
ハンドリングでしたね…直線番長とか
言われたりもしてましたから(^_^)

さて、Toyota 86ですが、
スバルのBoxerと言われる水平対向エンジン
を採用しています。

トヨタの富士重工との提携目的は車以外に
あると言われてますが、それはさておき、
Toyota 86は富士重工との共同開発となった
スポーツ車ですね。

言い出しっぺはトヨタということのようで、
主たる開発方針もトヨタ側が実権を握って
いたことでしょう。

車スポーツの世界で大した実績もないトヨタ
が勝手なことを言いつつ開発を進めて行った
ことは想像に難くありません(^_^)

実際の車製造は富士重工がやるそうです
がね…

それで、トヨタの目指した車は、端的に、
遊び車…ドリフト走行がし易い車
なんだそうです。

つまり、後輪のグリップ力が抑えられて
コーナーで横滑りさせ易い車です。

単に横滑りすれば良いってもんじゃない
と評論家諸氏は言うんでしょうが、
とにかく横滑りしなければドリフト走行は
出来ないのです。

危なっかしい車です…まあ、それが面白いん
だと言う人もいるということです。
今時ドリフトだなんて、時代錯誤のようにも
思うのですが…

F1レースやルマン24時間耐久レースで
ドリフト走行してますか!?
やってませんよね…路面に伝える駆動力が
ロスされて遅くなるんですから。
(WRCなどの舗装されていないダートコースでは
やります。それは、タイヤのグリップ力では
抑えきれないからです)

また、
後輪だけ横滑りするのはまだ良いですが、
前輪まで横滑りし始めたら、雪道で車が滑っ
て行くのと同じになってしまいます。

昔の前輪駆動車を運転したことのある方には
ドリフト走行のご経験があると思います。

急カーブに普通のスピードで入りますと、
後部座席の人から、オイーッ、後ろのタイヤ
が横滑りしてるぞ!という怒鳴り声が
してきたものです(^_^)

まあ、車で遊ぶって言うことなら、
峠でドリフトされたらハタ迷惑で危険で、
サーキットでドリフトでもないでしょうし、
まあ、ゴーカートで遊ぶのが
一番面白そうですね(^_^)

富士重工も基本的に同じ車を”BRZ”の名前
で売り出しますが、トヨタとはコンセプトが
違うそうです。

brz.jpg

安全に速く走れる車という 極当たり前の
志向でしょう。
基本は、あらゆる場面で、

  • 四輪のタイヤが路面にしっかりと
    接地していて、滑らない、

  • ハンドリングは運転者の思い通りの
    ラインを描いて車を進ませる、

  • ブレーキングは運転者の想定範囲内で
    車を制動させる

ということでしょうね。
それらのレベルが高いのがスポーツ車と
言えるのでしょう。

そういう観点からBRZは良くできあがった
スポーツ車のようです。

公道でも、サーキットでも、
86とBRZのどちらが速いかと言ったら、
BRZでしょうね。

ハンドリングもBRZが絶賛(?)
されているようです。

後輪駆動でハンドリングの良い車は、
運転していて確かに気持ちが良いですね
…スカGがそうでしたけど…
まあ、トヨタさんの車はそれなりにかな…
ホイールアライメントも
狂い易いですしね(^-^;

しかし、実は、
こんなことを言いたかったのではなくて…
世界に冠たる自動車メーカーである
トヨタさんの戦略がアナクロだなあ~
と感じていることを書きたかったのです。

スポーツタイプあるいはスポーツ車の分野で
世界的な実績をもっているスバルを一段階も
二段階もレベルアップさせるという戦略を
トヨタにはとって欲しいんですがね…
裏方に徹してね…

資金力で開発した技術の供与や
販売ネットワークの提供なども
いいでしょう。

スバルをトヨタの体質にしてしまったら、
スバルの存在価値はなくなってしまう
でしょうね!?

それにしても、水平対向エンジンの経験が
全くないトヨタの86を良く買うなあ~
と思います。
製品自体は良いんでしょうが、整備や修理
となると話は違ってきます。
不安感は無いんでしょうかね!?

【ご参考】
★「今のトヨタの限界!?」
★ 今のトヨタの限界!? (2)
★「トヨタがWRCに復帰!?…何故スバルじゃないの?」
★「トヨタも発想の転換が必要なのでは…」

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