新型インフルエンザはチェック出来るの?

新型インフルエンザのチェック

先週の金曜日の夜から熱が出始め、翌日には
こりゃあ風邪に罹ってしまったと思いました。

普段なら医者には行かない程度の風邪でした
が、周囲に迷惑を掛けてしまう新型インフル
のチェックだけはしておこうと思い、
総合病院の内科に行ってみました。

玄関を入ったら直ぐに、
以前は無かった細長いテーブルが置かれて
おり、発熱のある方は…という紙が垂れ
下がっていました。

もう一つのガラス扉を入った中にある
通常の受付カウンターの方を覘いてみると、
人(患者)がうじゃうじゃいます。

問診表への記入

その長テーブルでは、若い男性が一人座って
何やら書いています。
テーブルの上を見ると、問診表のような紙が
置いてあります。

私の目的はハッキリしてます
(新型か否かを確かめることです)から、
端から隔離された気分ではありますが、
さっそく若い男の隣に座って問診表を埋めて
ゆきました。

質問は体温から始まり至って単純なもので、
ポイントは「インフルエンザの検査」を
しますか?
という問いだけです。
”Yes”にチェックを入れて係りの人が来る
のを待ちました。

係りの事務員が漸く来て、記入した問診表を
手渡すと、暫くここでお待ちくださいと言い
残して、アタフタと自動扉から
受付カウンターの方に入って行ってしまいました。

中に入っちゃいけないなんて隔離でもする
つもりかなあ、などと心の中でチョットだけ
悪態をつきながら待っていると、間もなく
その事務員が戻ってきて、こちらへどうぞ
と言って玄関から外に出て行くじゃありませんか!?

別の待合室へ移動

オイオイ、と思いつつ付いて行くと、
病院ビル側面の鉄扉を開けて入って行こうと
しています。

そこから中に入ると、そこは細長い待合室で
長椅子が対面に置かれており、それぞれに
マスクをした女性一人が座っていました。

面白いことに二つの長椅子の中間に
150センチ程度の高さの衝立が置かれているのです。

こちらの椅子に座ってお待ちください
と言う事務員が指差したスチールの椅子は
長椅子からは離れた奥にありました。
どう見ても簡易隔離の状態です。

そこに座ったまま暫くジーッと待っていても
看護師や検査員のような人が大きな書類や
薬品ケースのような物を抱えて、一番奥に
ある左右の扉から時折アタフタと出たり
入ったりしているだけです。

”Yes”にチェック入れるんじゃなかったなあ。
これじゃ、新型インフルじゃなくとも此処で
移ってしまうんじゃないのかあ~
とイライラし始めても後の祭りです。

罹患者への医者の説明

30分も立った頃でしょうか。
医者が入ってきて長椅子に座っている
一人の女性に近づいていき、
何々さん、陽性でしたと言っている。
お~お、新型インフルに罹ったんだ、
こっちもヤバイじゃないか…

タミフルを5日間分出しますので、
熱が下がっても最後まで飲んで下さいね
と医者は言っている。

新型もタミフルで良かったのかなあ…
などとボンヤリした頭で聞いていると、
先生、小学一年生と7ヶ月の子供がいるんで
すが、どうしたらイイでしょうか?
と彼女の心配する声が聞こえてきました。

そりゃあ大変だ、どうするんだろう?
と勝手に狭いマンションの間取りを思い描き
ながら、耳をそばだてていると……
薬を飲んでいると簡単には移らないでしょう。
念のため寝室は別にした方がイイですね。
万が一、お子さんに熱が出た時は病院に
連れてきて下さい。

大丈夫ですとは言い切れない医者の声を聞き
ながら、大きく報道された成田空港の
水際作戦なるものを思い出しました。

オイオイ、本土決戦はどうなって
いるんだあ、とイラッとしつつも、
体がだるくてウツラウツラしてきて、
腹が立つところまでには
至りませんでした(-_-;)

その後、彼女は暫く待たされた後、
処方箋・精算はその場で行われ、外に出て
ゆきました…薬局に行ったのでしょう。
彼女はいつ診察室で診察を受けたんだろうか…?

検体を取る

ウツラウツラしていたら、
目の前のドアから検査員のような方が入って
きて、何々さ~んと言って近づいてきます。
男と女、その待合室には二人しかいません
ので、直ぐに分かった筈なんですが…

何々さん、検体をとります…
手にはセロハンの袋に入ったエラク細長~い
綿棒があり…鼻から入れます。
チョット痛いですが、直ぐに済みますからね
と言って戸惑う間もなく、
その綿棒を鼻のかなり奥まで突っ込んできた。

鼻の奥でグリグリやられるので、
そりゃあヒリヒリするように痛い…
でも、直ぐには終わらなかったですね(>_<)

その検査員は、検査結果が出るまでお待ち
下さい、と言い残して綿棒を持って出て
行いきました。

隔離待合室に一人だけ

これからまた一時間も待つのかなあ~、と
ボンヤリとした頭で、今となってはどうでも
イイことに思い巡らせながら
ヒリヒリする鼻奥を意識していました。

そのうちに本当に眠くなってきました……
ドアが開き白衣の人が入ってくる音で虚ろな
目を開けると、医者が残っていた女性の傍で
何やら話をしています。

ボンヤリと彼女も陽性だったんだろうなあ
と思いつつも、ボヤケた頭には彼らの話声は
入ってこない……

気付いたら、待合室で独りぼっちになっていました。

検査結果は?

突然、勢いよくドアが開き
慌しく看護婦(師)がドアを手で押さえた
ままで、何々さ~ん、結果が出ましたので
こちらに来てください、と呼び掛けてきた。

ハ~ア、応えて立ち上がったものの、
慌しさからして悪い結果だったのかな
と心配になりました。

看護師に言われるままにドアを出てみると、
そこは患者がウジャウジャいる一般の待合室でした。

何々さん、インフルエンザではないという
結果が出ましたので、こちらの方で待って
いて下さい、と言っています…つまり、
インフルではなかったので隔離室から
一般待合室への移動を許されたのです。

どうも腑に落ちないやり方

どうも腑に落ちないままソファーに座り、
少しはハッキリしてきた頭で、どう考えても
遣り方が変だよなあ~
と思考遊びを始めました。

隔離されるのは、
問診表でインフルエンザ検査にチェックを
入れた患者だけなんあんだろうなあ。

チェックを入れなかった患者は、
たとえインフルエンザに罹っていたとしても
一般待合室の方に入って行くことになる。
これじゃあ~、単なる尻抜けの形式的対処じゃん。

最悪のケースでは、
インフルエンザに罹っていない人まで
隔離室に2時間も一緒に置かれることで、
インフルエンザを移されてしまうじゃないか!?

何を考えてんだあ~この病院は!
と心の中で怒ってました。

診察室へ

何々さ~ん、Bのドアから入って下さい
とアナウンスがあり、Bドアから入って
行くと、患者達が狭い場所にひしめき合って
待っていました。

そこで暫く待って、何々さ~んという声が
聞こえてきたが、どの診察室からなのか
判らずにオロオロしていたら、
離れた場所にいた看護師が、
そちらでぇ~すと 目の前の診察室である
ことを教えてくれました。

入ってゆくと、40歳半ばぐらいの医者が
上目遣いに、インフルエンザじゃなくて
単なる風邪ですね、と言って検査結果の用紙
を手渡してきました。
見ると、インフルエンザA型/B型とあり、
どちらにも(-)が記入されていました。

新型インフルエンザはチェックできない!?

先生、新型は載ってませんね!?
…ああ、この検査では新型かどうかは判らないんです。
でも、貴方はインフルエンザ自体に罹って
いませんから……

じゃあ、何処で検査するんですか?
保健所ですね…でも、今年の5月までは
検体を送ってましたが、保健所がパンク
しちゃって、その後は送ってないですね。
とにかく、貴方は単なる風邪ですから、
2種類の薬を出しておきますので…

急かされるように退室

数多い患者をこなさなければならないので
そわそわして余裕がなさそうです。

とりあえず薬を飲んでみて下さい。
症状が改善されない時はまた来てください
と言われて追い出されるように出てきました。

聴診器も触診も無し!?

精算カウンターに並んで、アレーッ、
いつもの聴診器や触診がなかったじゃないかあ…
口さえも開けて診せてない、と思いつきました。

結局、今回は病院で上着すら一度も脱がなかったのです(-_-;)

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